貞光食糧工業株式会社では、一人でも多くのお客様に美味しい鶏肉を提供するため、『品種』『品質』『生産』にこだわり続けてまいりました。このページでは、そうしたこだわりをご紹介させていただきますので、美味しさと品質にかける当社の本気をご覧ください。
《食品安全方針》
私たちは美味しい鶏肉と鶏肉加工品の安全な製造に努め、食文化と社会の発展に貢献します。
- ① フードチェーンの一員として、お客様に安心・安全な商品をお届けします。
- ② 安心・安全な商品をお届けするために、外部・内部コミュニケーションを活発にし、食品安全マネジメントシステムを構築します。
- ③ 食品安全に関する法令を遵守し、より一層の食の安全・安心・高品質化に取り組みます。
- ④ 全従業員に《食品安全方針》を周知徹底し、これを実践していきます。
- ⑤ 食品安全マネジメントシステムの適切性を維持するために、定期的に見直しを行います。
- ⑥ 食品安全マネジメントシステムを運用できるように、私たち自身の力量を把握し、育成していきます。
- ⑦ 地域社会と共存し、共に栄えていくことを目指します。
品種へのこだわり
品質へのこだわり
品質は、お客様に安心感を与えることができる、
大切な要素です。
お客様が食に求める要素として、安心・安全が大きな比重を占めます。そうした品質面に関しても、当社では最大限こだわっています。
品質管理はもちろんのこと、処理方法や保存方法にもこだわり、お客様に安心感を提供しております。
<品質管理へのこだわり>
当社では、高い品質管理能力を強みとしています。その証として、FSSC22000と徳島県衛生管理認証(県版HACCP認証)を取得しております。FSSC22000は世界基準の品質管理認定で、世界有数の企業が取引先に求めるほど、高い基準を課しています。また、徳島県衛生管理認証(県版HACCP認証)は徳島県食の安全安心推進条例に基づき、国際的にも通用する食品の衛生管理手法であるHACCP方式を導入し、衛生管理に意欲的に取り組む事業者の中から、ある一定の基準を満たした事業者に対して、認証されるものです。そうした基準をクリアし、認定を受けているからこそ、お客様に提供できる安心感も当社の強みです。
生産へのこだわり
貞光の生産への6つのこだわり
1飼育環境
四国の自然豊かな中山間地で飼っています。
2「飼料の安全」について
飼料安全法を遵守し、産地が明らかで品質条件をクリアした安心安全な原料で製造した飼料を使用しています。
※飼料安全法・・・飼料の安全性の確保及び品質の改善に関する法律3国産飼料への挑戦
飼料米を地元農家さんと提携して使用しています。
4こだわり飼料「地養素」について
飼料にもこだわりつくすことで、旨味を増します。
当社では、飼料にもこだわって飼育しております。天然素材を原料とした混合飼料「地養素配合飼料」をベースに、阿波尾鶏、地養赤鳥、地養鳥はオリーブ粕も与えることで、鶏肉の旨味をより凝縮させています。鶏肉特有の臭みを消しつつ、光沢や弾力性を引き出すように飼料にまでこだわる姿勢こそ、地鶏・銘柄鶏を美味しくする秘訣です。
>地養鳥協会
<地養素配合飼料とは>
地養素配合飼料とは、木酢精製液やゼオライト、ヨモギ、海藻を配合した、天然素材の飼料です。この特殊な飼料を与えることで、
肉質はアルカリ化され、健康な体質になります。また鶏肉特有の臭みがなく、甘くまろやかなコクが出ます。
5処理方法へのこだわり
当社では、鶏を処理する際、炭酸ガス麻酔で眠らせた後、解体しております。こうすることで、鶏自体にストレスを与えないからか、一般的な処理工程を経た鶏肉に比べて、肉質が柔らかいという特徴があります。処理時に鶏が暴れることもないため、肉の損傷が少なくなることもメリットです。
6冷却方法へのこだわり
当社の鶏肉が美味しい理由の一つは、冷却方法です。中抜き処理後に冷水チラーと空冷式(エアチラー)での冷却を併用することで、鶏肉の水っぽさを軽減。旨味成分を外に逃がすことなく肉の中に閉じ込めて、美味しさを維持しています。
エアチラーで鮮度抜群
貞光食糧では、より新鮮な商品をお届けするため、解体工程での使用水を大幅に削減する、エアチラー(空気冷却方式)を日本で初めて導入しました。
一般的な食鳥工場では冷水の入った水槽に1時間ほど浸けて冷却する水冷式のみを導入しているケースが多いですが、当社ではエアチラーと水冷式を併用することで、水冷時間は15分までに短縮。そのため、鶏肉には水っぽさがなく、鮮度も高く保たれます。
「熟成庫」でジューシー
製造特許を取得した、貞光食糧オリジナルの熟成庫。肉を知り尽くした昔からの鳥屋のワザを導入しました。丸鶏のまま、低温の熟成庫で熟成させる事で鶏はみずみずしさを保ったままで柔らかさを増し、旨味もグンとアップします。
(『プロイラーと体の処理方法』特許第3742023号として特許を取得しました。)
動物福祉を配慮
当社では動物福祉の考えをとりいれ、「炭酸麻酔と殺」を採用しています。
意識のない安静状態での放血処理となるので、鶏の感じるストレスは、一般的な「通電と殺」よりはるかに少なくなります。
社内でも定期的に鶏魂祭や鶏供養を行い、敷地内には、供養塔も設けております。